なぜ子宮内膜胚受容期を調べる必要があるのでしょうか?
子宮内膜が胚の着床を受け入れられる状態(すなわち受容期)
にある期間のことを、着床の窓(WOI)といいます。
通常、生殖補助医療の治療周期ではプロゲステロン投与から5日後です。
しかし、約30%の女性では、このWOIがプロゲステロン投与開始から5日
後よりも前または後ろにずれていることがわかっています2。
検査の原理
CooperGenomics の ERPeakSM 検査では、関連するホルモン応答遺伝子の発現量を調べることで、患者様のWOIの時期を特定できます。⁵
これにより、医師は胚移植に最適な時期を知ることができ、妊娠成立の可能性が高まります。
反復着床不全(RIF)の患者様に子宮内膜受容期検査または子宮内膜着床能検査を行った場合の妊娠率は51.7%~63.2%と報告されています。3,4
4つの簡単なステップ
結果判定が簡単
ERPeakSM 検査の結果は、受容期前・受容期・受容期後・非受容期・結果なしのいずれかで報告致します。
検査結果が受容期前または受容期後の場合、推奨される移植時期を報告致します。
ERPeakSM 検査の推奨される選択肢
ERPeakSM 検査のみ
推奨される移植時期*
ERPeakSM 検査+PGT-A
推奨される移植時期*
正倍数体胚の選別